アメリカ合衆国駐車場視察報告書

現在、日本で行われている駐車場の方式のほとんどが、アメリカで、数十年も前より行われていたことに、驚かされます。
観光地のハワイ州でさえ、現在のコインパーキングの原形であるPAY ON FOOTが全自動精算機代わりの木のボックスで行われています。
今回、アメリカ合衆国の駐車場視察において学んだことを書かせていただきます。
少しでも、パーキング事業にお役に立てば、幸いです。

 

 サンフランシスコ

 サンフランシスコの道路事情

 路上駐車場&パーキングメーター

  1. パーキングメーターの利用方法
  2. 路上駐車スペース

 一般駐車場(路外駐車場)

  1. 概 要
  2. SELF PARKING
  3. VALET PARKING
  4. 駐車の仕方
  5. スピードバンプ
  6. 駐車場内の照明
  7. 各階毎に異なる色で統一
  8. PAY ON FOOT
  9. 駐車場の管理方法

 

 ロサンジェルス

 ロサンジェルスの駐車管理会社

  1. MGMプラザ駐車場
  2. VALET PARKING
  3. セントラル・パーキング

 

 

 

 ラスベガス

 ラスベガスの駐車場の特徴

 ラスベガスの一般駐車場の特徴

 

 

 

 総括

今回、アメリカの駐車場を視察してみて、実際にアメリカに行く前には想像していなかった様々な刺激を受けた。
それは、駐車場の設備であったり、システムであったりするのだが、駐車場に関連したことだけではなく、人間として、アメリカを体感できたことも大きかった。
アメリカ人は、非常に合理的で、個人主義が発達しており、発想のスケールも大きい。
それがすべて良いというわけではないが、これに日本人ならでは、の『きめの細かさ』を付け加えて、今の須藤ビルの駐車場管理システム等にうまく融合させることは可能だと感じている。
今回の経験を生かすも殺すも、『この後の自分自身の仕事への取り組み方次第』だと痛感している。
また、アメリカにいる間、今後駐車場のプロフェッショナルになる上で、あらためて、駐車場の存在意義を考えてみた。
そこで浮かんできたことは、『車利用者に駐車スペースを提供する』という地域貢献の一面を持つこともさることながら、『あくまでも駐車場の利用は2次的なもの』であり、『利用者の利用先なくして駐車場の存在は成り立たない』という基本的なものだった。
そういった観点から考えると、地域の中で駐車場の一人勝ちはありえず、(駐車スペースを提供する以外にも、)地元への貢献を常に第一に考えて運営していかなければならない。
今回の視察の成果として、今回の視察によって生まれた今後の展望を、下記に記述する。

 短期的展望

 短期的展望

 長期的展望